篠原涼子さんと市村正親さんの離婚が世間をにぎわせていますね。
今回は、大女優である篠原涼子さんの代表作の一つである
「人魚の眠る家」のあらすじについてご紹介したいと思います。
篠原涼子さんの主演代表作は?
篠原涼子さんと言えば誰もが知っているであろう有名な女優さんですよね。
これまで様々なドラマや映画に出演し、その演技力や表現力が評価され、たくさんの賞も受賞されています。
篠原涼子さん主演の代表作にはどのような作品があるのでしょうか。
ドラマ
「ハケンの品格」・・平均視聴率20%超えの大ヒット作品。
スーパー派遣社員「大前春子」役として主演をしています。
「アンフェア」・・
連ドラから始まり、スペシャルドラマ、劇場版2作が製作された人気シリーズ。
バツイチ子持ちの検挙率ナンバーワン敏腕刑事役(雪平夏見)を演じています。
約10年にわたり演じた作品です。
映画
「今日も嫌がらせ弁当」
次女の娘双葉と暮らすシングルマザーかおり役。
反抗期の双葉に双葉の嫌いなキャラ弁や小言入り弁当を毎日作る。
「人魚の眠る家」
プール事故で昏睡状態に陥った娘の母親「播磨薫子」役
元夫市村正親さんが出演を後押し?篠原涼子さん主演「人魚の眠る家」
篠原涼子さんの代表作の一つである「人魚の眠る家」
この作品で篠原涼子さんは、第42回日本アカデミー賞で 最優秀主演女優賞を受賞しています。
実は「人魚の眠る家」への出演オファーが来た際、自分に務まるのだろうか・・と迷った
という篠原涼子さん。
娘が事故で意識不明になる役柄ということもあり、「怖い」と二の足を踏んだそうです。
その背中を押してくれたのが、元夫の市村正親さんでした。
「いい作品なのに、お前がやらないでどうするんだよ」
その言葉でオファーを受ける決心をし、その場で事務所に承諾の連絡を入れたといいます。
元夫の市村正親さんは篠原涼子さんにお芝居のセンスがあると感じていたそうです。
篠原涼子さんの舞台や映画の仕事を「これいいんじゃない?」と吟味して出演を勧めていたそうです。
篠原涼子さんにとって元夫の市村正親さんはきっと頼りになる存在だったのでしょうね。
篠原涼子さん主演「人魚の眠る家」あらすじ
篠原涼子さんが出演を悩んだという「人魚の眠る家」は一体どんな作品なのでしょうか?
観たことがあったが忘れてしまった・・という方も是非振り返ってみてくださいね!
答えてください。
娘を殺したのは私でしょうか。東野圭吾作家デビュー30周年記念作品
『人魚の眠る家』娘の小学校受験が終わったら離婚する。
そう約束した仮面夫婦の二人。
彼等に悲報が届いたのは、面接試験の予行演習の直前。
娘がプールで溺れたー。
病院に駆けつけた二人を待っていたのは残酷な現実。
そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。過酷な運命に苦悩する母親。その愛と狂気は成就するのか。
愛する人を持つすべての人へ。感涙の東野ミステリ。こんな物語を自分が書いていいのか?
今も悩み続けています。 東野圭吾引用:幻冬舎
あらすじ
播磨薫子(篠原涼子)は娘の小学校受験が終了後、別居中の夫播磨和昌(西島秀俊)と離婚する予定だった。
夫はIT系機器メーカー「ハリマテクス」の社長であったが家庭を顧みない仕事人間であったのだ。
ある日薫子は子供たちを自身の母である千鶴子(松坂慶子)に預け外出する。
千鶴子は子供たちをプールで遊ばせるが、そこで6歳の娘の瑞穂(稲垣来泉)が
排水溝に指を突っ込んで抜けなくなり溺れてしまうという事故が起きる。
薫子と和昌が病院に駆けつけると瑞穂は意識不明の状態で回復の見込みがないと診断される。
医師の進藤(田中哲司)から臓器提供の意思について問われるが、∗移植を前提にした場合のみ脳死判定が行われる
ことを知り戸惑う。
一度は臓器提供を決断した薫子であったが、瑞穂の指がかすかに動いたのを見て、
この子は生きている!と訴え臓器提供を撤回する。
自発呼吸を可能にするため、瑞穂に横隔膜ペースメーカーの手術を受けさせ、
重く責任を感じている千鶴子と共に自宅で在宅介護をすることになる。
和昌の会社の社員である星野裕也(坂口健太郎)は磁気刺激で筋肉を動かすBMI技術を研究していた。
和昌は彼に相談し瑞穂を動かせるようにしてほしいと頼む。
∗脳死での臓器提供を前提とした場合にだけ法的脳死判定が行われます。 心臓が停止した死後に腎臓・膵臓・眼球を提供する場合や、臓器を提供しない場合は、法的脳死判定は行われません。引用:日本臓器移植ネットワーク
篠原涼子さんは「人魚の眠る家」出演の2年ほど前に帯にコメント文を掲載されていらっしゃいます。
それがこちらです。
「この世には狂ってでも守らないといけないものがある」
薫子の言葉に衝撃と賛同をおぼえました。
人として、家族として、母としてなにが出来てどのように決断するのか。
薫子のような強さを私も持ちたいと思いました。
篠原涼子さんが衝撃を受けたというこの言葉は物語の終盤に登場します。
「誰がなんと言おうと瑞穂は生きている」その思いを貫き、狂っていく薫子の様子を
篠原涼子さんはとてもリアルに演じられていました。
それは同じ子を持つ親として、痛いほどに胸に突き刺さるものでした。
生死というものを深く考えさせられる映画でした。
まとめ
バリバリのキャリアウーマン、敏腕刑事、地味な主婦等・・
全く違うキャラクターを演じていても
その役を自分のものにできる篠原涼子さん、本当に素晴らしい女優さんです。
是非「人魚の眠る家」はじめ篠原涼子さん出演作をご覧になってみてください!
ここまでお読みいただき誠にありがとうございました!
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