本木雅弘さん演じる「おくりびと」が中国で劇場公開され大ヒットしているようですね!
旧作ながらも初週興行収入ランキングで3位になっているそうです。
この映画「おくりびと」をご覧になったことがない方は
「おくりびと」って何?と思ってしまいますよね。
今回はおくりびとの職業やどんな仕事をするかということ、収入や資格は必要なのか
についてまとめてみましたので宜しければご覧になってくださいね♪
・おくりびとの職業は?どんな仕事をする?
・おくりびとの収入は?資格は必要?
・まとめ
おくりびとの職業は?
おくりびとの職業は納棺師といわれます。
納棺師は文字通りご遺体を棺桶に納棺することはもちろんですが
ご遺族や葬儀に参列する方が、安心して故人を見送ることができるように
準備したりすることも重要です。
時には葬儀の進行を任されることもあり
ご遺族と密接に関わるお仕事です。
納棺師は湯灌師(ゆかんし)とも呼ばれることがありますが
厳密には納棺を行うのが納棺師、湯灌を行うのが湯灌師になります。
湯灌とは葬儀前にご遺体を入浴洗浄することを言います。
この世の穢れを清める意味合いもあるようです。
①遺体の腐敗を防ぐ
死後数日で遺体の腐敗が始まるのでそれを防ぎます。
腐敗液やドライアイスを体内に入れることで腐敗を防ぎます。
②ご遺体を綺麗に整える
遺体の表情や雰囲気を綺麗にしたり柔らかくしたりします。
硬直した顔に綿を詰めて柔らかな表情にしたり
綺麗な着物を着せたり、お化粧をしたりします。
③ご遺体への儀式やケア
末期の水
故人の口に水を含ませる儀式で主に遺族が行います。
生き返ってほしいとい気持ちや、安らかに天国へ行けるようにとの思いを
現す儀式なのだそうです。
エンゼルケア
故人のご遺体をアルコールで清拭することです。
感染症リスクを防ぐものになり、看護師が携わることもあるようです。
参列者もそれぞれの儀式の意味を知っていると、儀式をより落ち着いて大切に行うことができますね。
筆者も先月祖父を亡くしたばかりなのですが、納棺の際は
「宜しければ声をかけてあげたり、体に触れてあげてくださいね」
とお声がけいただいたり、
亡くなってしまった祖父宛に書いた手紙なども、
好きな場所に自分で入れさせていただけました。
まだ小さな息子も、棺にお花を入れさせてもらうことができました。
最後に棺の蓋を閉めるときには遺族皆で行い
蓋が閉まってしまうとさらに悲しみがこみ上げてきましたが
おくりびとの方のお蔭で、悔いのないお見送りをすることができたと思っています。
おくりびとの収入は?資格は必要?
おくりびとの平均月収入は25万円
年間収入は300~400万と言われます。
ただ現在は葬儀が多様化していて、葬儀内容が一部割愛されることもよくあることです。
昔ながらの風習を大事にし、個人を盛大に見送る文化のある地域を選ぶことで
給与は高くなることがあります。
おくりびとに資格は必要ないと言われています。
納棺を主な業務とする会社で学び知識をつけていきます。
納棺師育成の専門学校もあり6か月120万円で通うことが出来るようです。
メリットとしては就職先を紹介してもらえることのようです。
おくりびとの収入は高い方ではないかもしれませんが、とても立派で素敵な職業ですよね。
高齢化に伴い益々需要が増えていくことも見込まれます。
「おくりびと」
好きな映画の一つだなー😃映画が公開された頃、
リアルおくりびと(納棺師)をしてる人に恋してました😆 https://t.co/7bfLoEzKns— ひろ (@hiro17088296) November 18, 2021
すごく印象的な映画だった。
この映画見た後に亡くなった義父にはお風呂好きだったこともあり湯灌してあげて綺麗にして見送ってあげられたのは今でも良かったなとあの時を思い出す。
多分この映画を見た事でおくりびと(納棺師)をリスペクトしていたのだと思う。ロケ地情報https://t.co/SxbJEUcCNU https://t.co/fvlZnsnXv4
— ♓️いなっちat東京❷📝MT2021yosseti幹事🧬🥷 (@ricefie98076081) November 19, 2021
中国でブームなのか「おくりびと」。自分も、とても好きな映画だ。
— 成田伸子/TENKY (@BON_NOB) November 18, 2021
映画「おくりびと」は決して明るいストーリーではないですが、好きという方がたくさん見られます。
本木雅弘さん演じる「おくりびと」が初めはとまどいながらも、誇りをもって仕事していく姿に
感動する人が多いのではないでしょうか。
「おくりびと」はプロとして涙を見せてはならず、その一方で悲しみに暮れる遺族や参列者に
寄り添う思いやりの気持ちが必須となる職業です。
そして、日々突発的に起こる人の死に携わる職業なので、シフト通りにはいかないという苦労もあります。
誰もが必ず迎える最期の「死」というものを
支えてくださる「おくりびと」の方々は素晴らしいと思います。
「おくりびと」の職業の認知度がこの映画によって広まるといいですね♪
まとめ
筆者も先月祖父を亡くしたばかりなので、振り返りながら記事をまとめてみました。
改めておくりびとの方に感謝の気持ちを伝えたいです。
お読みいただきありがとうございました。
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