自宅療養者の増加に向け、酸素ステーションの設置が進んでいます。
今回は
・酸素ステーションとは?
・埼玉県内の酸素ステーションの設置場所はどこ?
・抗体カクテル療法とは?
についてまとめてみました。
酸素ステーションとは?
酸素ステーションは、自宅療養者で比較的軽症患者の受け入れ場所となる場所です。
主に酸素投与が行われます。
自宅療養者が119番をした際、
軽症患者⇒酸素ステーション
重症患者⇒重点医療機関
に運ばれるということのようです。
医師・看護師が24時間駐在しており、
酸素ステーションでは酸素投与後、症状を見て自宅に帰れるという仕組みです。
ちゃんとした医療が受けられる場所にいくまでの間の、心を安心させられるような場所ですね。
埼玉県内の酸素ステーションの設置場所はどこ?
埼玉県では
県内に4か所設置する予定だそうです。
1か所あたり酸素濃縮器を15台設置して患者に酸素を投与します。
9月1日を目途に上尾市内の医療機関内に第一号となる酸素ステーションを設置予定です。
医療機関名は現段階では公表されておりませんが、
上尾中央総合病院のリハビリテーションセンター
辺りを予想します。
残りの3か所は来月前半の設置を目指し、体育館など公共施設を中心に検討中のようです。
そのうち1か所には日中、医師が常駐し、一日当たり8人に「抗体カクテル療法」を行う方針です。
抗体カクテル療法とは?
「抗体カクテル療法」とは2種類の抗体をまぜた点滴です。
対象は持病や肥満などの重症化リスクがあり、酸素投与を要しない軽症、中等症の患者さんです。
軽症者が使用できる初めての薬なのだそうです。
抗体カクテル療法は、体に抗体をつくらせるのではなく、外部から抗体を体に入れることで効果を発揮します。2種類の抗体を同時に使うので「カクテル」です。1種類の抗体だけだとウイルスが変異したときに効果が落ちますが、スパイクたんぱく質の異なる部位にくっつく2種類の抗体を同時に使うことでウイルス変異による耐性が起きにくくなります。2カ所同時に変異が起きる確率は小さいからです。
まとめ
お読みいただきありがとうございました。
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