自宅療養者の増加に向け、酸素ステーションの設置が進んでいます。
今回は
・酸素ステーションとは?
・東京都内の酸素ステーションの設置場所はどこ?
・酸素ステーションの別名!東京都内の入院待機ステーションの場所はどこ?
についてまとめてみました。
酸素ステーションとは?
酸素ステーションは、自宅療養者で比較的軽症患者の受け入れ場所となる場所です。
主に酸素投与が行われます。
自宅療養者が119番をした際、
軽症患者⇒酸素ステーション
重症患者⇒重点医療機関
に運ばれるということのようです。
医師・看護師が24時間駐在しており、
酸素ステーションでは酸素投与後、症状を見て自宅に帰れるという仕組みです。
ちゃんとした医療が受けられる場所にいくまでの間の、心を安心させられるような場所ですね。
小池都知事は「重症化をいかに食い止めるかは重要なテーマ。ニーズに応えられるよう進める」
とコメントされていらっしゃいます。
東京都内の酸素ステーションの設置場所はどこ?
東京都内では自宅療養や入院調整中の方が4万人近くにまでなっています。
容体が悪化しても受け入れ先の病院が見つからないケースも相次いでいるため
東京都では現在2か所に酸素ステーションが設置されました。
●都民の城(旧国立児童館子どもの城)
施設所在地:渋谷区神宮前5-53-1
対象者:軽症の方
建物内に130床を設置し、78月23日から24時間態勢で患者を受け入れが開始
●公益財団法人 東京都保健医療公社 荏原(えばら)病院
施設所在地:大田区東雪谷4-5-10
対象者:主に中等症程度の方
今月中に都立病院などに110床程度のステーションをさらに整備する方針のようです。
酸素ステーションの別名!東京都内の入院待機ステーションの場所はどこ?
酸素ステーションという名が広まったのは8月に入ってからですが、
東京都は7月から入院先や救急搬送先が見つからない感染者に酸素投与などを行う施設として、
都立・公社11病院などに「入院待機ステーション」や「搬送困難対応入院待機ステーション」
などの名称で計50人分以上の酸素ステーションを設置しています。
自治体によって運用や名称に違いがあり、「入院待機ステーション」という名前でありながらも医師・看護師が常駐して点滴が可能になる予定のところもあれば、酸素投与しかできず実質入院を待機するだけのところもあります。
現在入院待機ステーションは東京都内に2か所設置されているようです。
●医療法人社団 直和会 平成立石病院内
所在地 葛飾区立石5-1-9
設置規模 20床
・入所者全員を医師が診察
・看護師等の24時間配置
・酸素投与及び投薬
・血中酸素飽和度、心電図等を常時モニタリング
● 医療法人社団 永世会 永生病院
所在地 東京都八王子市椚田町583-15
設置規模:16床
入院先が決まるか、容体が回復するまでの1泊程度の利用を想定している。
民間病院での開設は平成立石病院(東京・葛飾)に続く2カ所目となる。
まとめ
お読みいただきありがとうございました。
酸素ステーションの設置に伴い、重症者が減少することを心から願います。
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