那須サファリパークで飼育員3人がトラにかまれけがをする事故が起きてしまいました。
1人は重傷とのことでとても心配ですね。
この飼育員を噛んだトラは那須サファリパークのベルガントラ10歳の雄「ボルタ」くんのようです。
このボルタくんは「ゴールデンタビータイガー」という世界で30頭しか飼育されていないという、とても珍しい品種のようです。
そこで今回はこの「ゴールデンタビータイガー」はどんなトラ?ということや、那須サファリ以外での日本での飼育先を調べてみました。
ゴールデンタビータイガーってどんなトラ?
ゴールデンタビータイガーはトラ全個体数の大半を占めるベルガントラの一種です。
ベルガントラには以下の4種類の毛色のトラがいますが、ゴールデンタビータイガーは、しま模様が薄く金色の毛並みが特徴のトラです。
那須サファリのゴールデンタビータイガーボルタくんの画像
那須サファリパークにいるボルタくん
ベンガルトラの突然変異種で黄金色の毛を持つ世界的に珍しい希少なトラ(ゴールデンタビータイガー)なんだけど、今回の事件でどうにかなってしまうんだろうか・・ pic.twitter.com/H8xzTSQnlq— 名雪 (@nayuki_mk1009) January 5, 2022
オレンジ色の毛がより鮮やかな黄色になり、黒い縞模様は明るい茶色!高貴で優雅な印象を受けますね。
他には以下の3種の毛色のトラがいます。
・クラシックタイガー
・ホワイトタイガー
・スノーホワイトタイガー
那須サファリパークにはゴールデンタビータイガーのボルタくんのほか、クラシックタイガーのラブちゃんも飼育されています。
ラブちゃんに頭スリスリされてるのに真顔&イカ耳&腰が引けてるボルタくん🐅
徐々に近づいてる🐯💕🐯の距離感にドキドキin那須サファリパーク#なななフォトコン pic.twitter.com/BA2w5YZgg9— むぅ (@muu1219) August 27, 2021
2匹触れ合う姿が可愛らしいですね。
ゴールデンタビータイガーの歴史
ゴールデンタビタイガーは1900年代にインドで初めて発見されました。
ゴールデンタビタイガーはベルガントラが突然変異してできたと言われていますが、突然変異と言っても異なるのは毛色の違いであったり、毛が若干太くて柔らかいぐらいだそうです。
ゴールデンタビータイガーは世界でも30頭しか飼育されていないので、野生のものはさらに少ないと思われます。
ゴールデンタビータイガー日本での飼育先は?
ゴールデンタビータイガーは那須サファリパークの他の飼育先は東北サファリパークです。
世界で30匹しか飼育されていないので、日本の飼育先が2つあることだけでもすごいですね。
那須サファリボルタくんの経歴:以前の飼育先は東北サファリパーク!
元々のボルタくんの飼育先は東北サファリパークだったようです。
ゴールデンタビータイガーのボルタくんは2011年6月7日に、東北サファリパークで双子として生まれました。
2013年~2014年頃までボルタくんの飼育先は東北サファリでした。
それから、ボルタくんの飼育先は岩手県の岩手サファリパークになり、2018年5月に那須サファリパークに来たんだそうです。
ボルタくんの双子のもうひとりの子ゴールデンタビータイガーのステラちゃんは、現在も東北サファリパークで飼育されているようです。
那須サファリの事故のトラ、ボルタくんは岩手サファリパーク出身だったからボルタくん見たことある…😭那須サファリに行っちゃった😭てなってた…
どうか殺さないでほしいな
— おKOME-MEN (@okome_menmen) January 5, 2022
トラの亜種とベルガントラの種類は?
食肉目ネコ科ヒョウ属のトラは現在、9つの亜種に分類されています。
亜種とは、種に準じた生物学上の分類です。同じ生物種でも、生息する地域や環境によって、身体的な特徴などに違いが出る場合、亜種という形で分類します。
引用:WWFJAPAN
・ベルガントラ
・シベリアトラ(アムールトラ)
・アモイトラ
・インドシナトラ
・マレートラ
・スマトラトラ
・カスピトラ
・バリトラ
・ジャワトラ
カスピトラ、バリトラ、ジャワトラの3種類においては、すでに絶滅しているようです。
現在日本の動物園で飼育されているトラはベンガルトラ、シベリアトラ、スマトラトラのみのようです。
まとめ
今回はこの「ゴールデンタビータイガー」はどんなトラ?ということや、日本で那須サファリパークの他にはどこで飼育されているか、那須サファリのボルタくんの経歴などを調べてみました。
お読みいただきありがとうごさいました。
飼育員の方が一刻も早く回復されますように。
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